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【必見】リノベーション物件を買う前に!気を付けるべきポイント10選!

 2000年代から徐々に人気が高まってきたリノベーション物件。お手頃価格で交通の便のよい場所に新築そっくりの家を購入できることも多いため、あえてリノベーション物件を選ぶ人も増えています。しかし、リノベーション物件は新築そっくりに見えても新築ではありません。選ぶ際には注意が必要です。今回は、リノベーション物件を選ぶ際に気をつけるべきポイントを10個、おすすめの選び方と共に解説します。リノベーション物件を購入したいと考えている方は、ぜひこの記事を読んで参考にしてみてください。

Contents

リノベーション物件を買う前に気をつけるべきポイント10選!

ポイント1 リノベーションではできないこともある

 リノベーションは建て替えと異なり、できることとできないことがあります。一例を挙げると、構造壁を取り払ったり、柱や梁の構造部を変えたりすることができません。物件によっては、できないことが多く思ったようなリノベーションができないこともあります。どこまでリノベーションができるか、しっかりと確認してから購入しましょう。物件を購入してから「思ったようなリノベーションができないので解約したい」ということはできません。

ポイント2 マンションの共有部分は変えられない

 リノベーションは一戸建てだけでなく、マンションも行えます。昭和40~50年代に建てられたマンションをリノベーション可物件として売り出す例も増えており、東京都内などでは人気があります。しかし、マンションでリノベーションできるのは専有部分だけです。玄関ドアやベランダなどは共有部分なので、リノベーションはできません。古いマンションは玄関部分も現在のライフスタイルに合わないことが多く、実際住みだしたら不便だということもあります。

ポイント3 マンションの規約を確認する

 マンションの規約によっては専有部分でもリノベーションが難しくなることがあります。たとえば、水回りの間取りを変えられなかったり、床材の変換ができなかったりする物件もあります。他にも、ガスコンロをIHコンロに変えたいが規約によって禁止されているならできません。一度物件を購入してしまえば、規約を理由に契約を破棄することはできません。契約前に規約を確認し、自分が望むリノベーションができるかどうか確認しましょう。

ポイント4 躯体の補強に費用がかかることもある

 躯体とは、建物の主要な骨組みです。築年数が経過した家は、見えない骨組みの部分が傷んでいる可能性があります。例えば、梁や内壁が傷んでいることもあるでしょう。これらを補強するために、予想以上の費用がかかることもあります。場合によっては「リノベーションにかかる費用のほとんどを、補強工事に使ってしまった」ということになりかねません。物件を下見する場合は、物件の内部がどうなっているのか、説明してくれる業者を選ぶのがおすすめです。

ポイント5 業者によってできないことがある

 リノベーションは技術がいる作業です。業者によって得意、不得意があります。たとえば、水回りのリノベーションは得意だけど、その他のリノベーションは苦手という業者もいます。リノベーションを依頼する業者が多くなれば、それだけ費用がかかります。また、「この物件のリノベーションはこの業者に依頼すること」といった決まりがある場合、希望通りのリノベーションが難しいこともあるでしょう。

ポイント6 リノベーションは安いとは限らない

 リノベーションは新築の家を購入したり新しく家を建てたりするより安い、というイメージがあります。しかし、リノベーションの種類や範囲、さらに使用する材料によっては新築と同じ位か、それ以上にかかってしまうこともあるでしょう。特に、リノベーション前の建物が傷んでいた場合は補強工事に費用がかかります。リノベーション可の物件を見学する際、どこまで手直しする必要があるのか、業者とよく確認してください。一度契約した物件を取り消すことは不可能です。

ポイント7 組めるローンに注意する

 リノベーション物件でも、現金で一括購入することは難しいものです。ローンを利用したいという方も多いでしょう。しかし、リノベーション物件の場合、金融機関によって対応が異なります。物件とリノベーション工事費を一体化して融資いただける銀行もやっと増えてきましたが、まだまだ物件購入とリフォーム工事費分を分けて、金利もリフォーム部分が高くなるいわゆるリフォームローンしか対応できない銀行や、工事費用の上限設定がある(1000万円まで)銀行等様々ですので注意が必要です。たとえば、1千万のローンを組みたくて金融機関に相談したら、800万円が上限と言われた、ということもあります。どのようなローンをどのくらいの金利で組めるのか、確認しましょう。

ポイント8 物件がある場所の治安なども確認する

 リノベーションできる物件はまだ限られています。特にマンションはリノベーションができる自由度は一戸建てよりも比較的少なく、「⻑い期間自分好みのリノベーション可能な物件を探している」という方もいるでしょう。しかし、リノベーションにばかり気を取られていると、治安や暮らしやすさまで目が届かないこともあります。リノベーションをした物件は、長い間住まなければなりません。リノベーションができるか否かだけでなく、周辺に治安や暮らしやすさなどもしっかりと確認して物件を選んでください。

ポイント9 リノベーション後の暮らしやすさを考える

 家の間取りは、最も暮らしやすいように作られています。リノベーションはそんな家の間取りを全く変えてしまうこともあるでしょう。その結果、非常に暮らしにくいデザインになることも十分に考えられます。たとえば、配管近くに寝室を作ってしまい、音がうるさくて眠れないと言うこともあるでしょう。設計の際、暮らしやすさを十分に考えることが重要です。

ポイント10 断熱も重要

 リノベーションの物件によっては、断熱材が入っていないところもあります。断熱材を家中に入れるとなると、それなりの費用がかかります。かといって入れなければ光熱費がかさむこともあるでしょう。物件を下見する際、断熱材が入っているのか、交換は必要ないのかなどをよく確認してください。費用も変わってきます。

失敗しない!リノベーション物件のおすすめの探し方6選!

 ここでは、リノベーション物件を探せるおすすめサイトと不動産会社をそれぞれ3つずつ紹介します。ぜひ参考にしてください!

サイトで探すなら!おすすめサイト3選!

リノッタ

 こちらは、自社が手がけたリノベーション物件専門の紹介サイトです。リノベーション物件を購入する前に、まずは賃貸物件に住んでみて様子を見たいという方に向いています。全国に物件があるので、日本全国から利用できます。更新速度も速く、見ているだけでも楽しいです。

R-STORE

 R-STOREは実店舗を持たない不動産会社です。売買から賃貸までいろいろな物件をネット上で確認できます。たとえば、リノベーション物件を探したい場合は、「リノベーション」で検索するだけで日本中の物件がヒットします。家に居ながらにしてさまざまな物件が探せるのが最大のメリットです。

Reli

 Reliは、関西で最大のリノベーション紹介サイトです。リノベーションを行う会社が経営しているので、リノベーションが可能な物件探しからリノベーションの内容までスムーズに決めることができます。物件を探したり、さらに業者を探したりといった手間が省けます。

リノベーション専門不動産会社に相談!おすすめ3選

MEGUReEめぐりえ(惠桜不動産)

 惠桜不動産は、2016年創業以来、良質な中古住宅の提案を続けている会社です。中古住宅を販売する際、リフォームやリノベーションは必須ですので、さまざまな実績を積み上げてきました。現在もお客様の要望に添えるようにリノベーションやリフォームを含め、中古物件のご紹介を続けています。

リノスタル不動産

 リノスタル不動産は神戸に本社があり、主に関西を中心にリフォームやリノベーションができる物件を売買している会社です。設計、施工、販売、さらにアフターサービスまで同じ会社で行えるので、物件の売買からリノベーションまでスムーズに行えます。

てまひま不動産

 てまひま不動産は、リノベーションができる中古物件を中心に取り扱っている会社です。物件探しからリノベーションの相談まで全て行えるので、あちこち業者をはしごする必要はありません。創業50年の実績がある老舗会社です

 

まとめ

 今回はリノベーションをする際の注意点や、リノベーション物件が探せるおすすめのサイトを紹介しました。リノベーションは方法ややり方によっては家を新築にするくらいか、それ以上の費用がかかります。ですから、必ず下見を入念に行い、業者としっかり相談しながら計画を立てていきましょう。惠桜不動産は、これまでの実績を活用し、お客様の手助けをいたします。