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【徹底解説】マンションのリノベーションにかかる費用は?費用別で事例5選もご紹介!

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マンションのリノベーションにかかる費用とは?

「築年数が経ったマンションを購入してリノベーションすれば、新築や築浅の中古物件を買うよりお得」というイメージを持っている方は多いことでしょう。しかし、リノベーションはやり方によっては多額の費用がかかります。また、「マンションのリノベーションをしたくていろいろな会社から見積もりを取ったが、金額が違いすぎて困惑している」という方もいるでしょう。そこで今回は、マンションのリノベーションにかかる費用相場やリノベーションを依頼できるおすすめの会社をご紹介します。

リノベーションには以下のような2種類があり、費用にも差があります。

  • 表層リノベーション :300万円~500万円台
  • スケルトンリノベーション:600万円代~2,000万円台

※金額例は2020年4月時点

表層リノベーションとは、基本的に見えるところだけをリノベーションする方法です。古くなった配管や断熱材などの交換はしません。また、基本的に間取りを大きく改造することもなく、より住みやすく手を入れるだけです。

一方、スケルトンリノベーションとは、古くなった配管や断熱材の交換も含めるリノベーションです。物件によっては最も外側の壁だけを残したコンクリートの箱だけの状態にし、一から間取りを組み直していきます。ですから、同じリノベーションでも費用に大きな差が出ます。また、費用の差は以下にあげるようなものでも変わってきます。

  • 平米数:広いほど費用がかかる
  • 間取り:変更するか所が多いほど費用がかかる
  • 素材:床材·壁材にはグレードがある
  • キッチン·お風呂:素材と同じくグレードが有り、高機能なものほど高価
  • 特注品:海外から部品を取り寄せたりイレギュラーな工事が含まれたりするほど、費用がかかる

つまり、こだわり抜いた理想の間取りのマンションにリノベーションをしようと思うほど、費用がかかることになります。また、物件の状態も費用に影響してきます。表層リノベーションにしようと考えていたら、配管と断熱材の痛みが激しく交換必須でスケルトンリノベーションになったという例もあります。

リノベーションはリフォームよりも自由度が高い分、こだわるほどに費用がかさんでいきます。ですから、「絶対にリノベーションしなければならない場所」「ぜひ、リノベーションしたい場所」「可能ならばリノベーションしたい場所」というように優先順位を付け、リノベーションの計画を立てていくことが大切です。なお、この金額に物件の購入費は含まれていません。ですから、こだわってスケルトンリノベーションをすると新築マンションを購入するのと変わらない費用がかかる、と考えておきましょう。

参考URL

【費用別】マンションのリノベーション事例5選

400万円~500万円台のリノベーション

400万円~500万円台のリノベーションは、ほぼ表層リノベーションです。

建具や作り付けの収納家具などもそのまま用い、扉や取っ手、壁紙などを交換することにより、古くささを払拭します。交換するのは、キッチンやトイレなどの水回りが多いです。

(1997年に建てられたマンションのリノベーション例)

また、こちらの事例のように

収納スペースの一部を通路に変えたり、引き戸を作ったりするくらいの間取り変更ならば、400万円台でも可能です。どちらかといえばリフォームに近いリノベーションとなります。

500万~600万円台のリノベーション

500万円台のリノベーションとなると、ある程度の間取りの変更に加えてこだわりの床材や壁材を用いることができます。

こちらの事例は、無垢へリボーンの床に、木製モーリディングスのこだわりキッチンを作った例です。海外の住宅のようですね。

また、こちらの事例は、壁を珪藻土にしています。

このほか、ロフトを造り、家具類はオーダーするなどのこだわりリノベーションとなっています。500万円~600万円台の費用をかけると、「リノベーションをした」という感じがより強くでてきます。

600万~800万円台のリノベーション

600万円以上の費用をかけたリノベーションでは、間取りを変更する事例が増えてきます。

こちらの事例は、40平米の2DKのマンションを1LDKにリノベーションしています。また、キッチンカウンターを作る、建具を洗面台とトイレに絞るなど、こだわりが随所に見られます。

また、こちらの事例のように、壁を左官さんが仕上げたり海外から建具を仕入れたりしてこだわりの家を作ることもできます。既存のマンションがデザイナーズマンションのようになりました。間取りは大きく変わってはいませんが、壁や建具などをこだわると、費用がかかるという例です。

800万円~1,000万円台のリノベーション

800万円以上の費用をかけるリノベーションは、造作にこだわった事例が多くなります。

こちらの事例は、キッチンやカップボード・洗面台がオリジナルの造作です。設計から行うことになるので、費用が高めになります。また、大きな内窓をつけるためにフレームも特注品です。

また、こだわりのバリアフリーリフォームといった事例もあります。住み慣れた住宅をバリアフリーにすることで、いつまでも住み続けられるようにする手段としても、リノベーションは効果的です。

1,000万円以上のリノベーション

1,000万以上の費用をかけると、リノベーション前とまるで別の家のようにすることもできます。

こちらの事例は、こだわりの家具に合わせるように床材や壁材を全て変更し、家事をしやすいような工夫をあちこちにこらしています。

また、こちらの事例のように、床材や壁材、キッチンのグレードを最高に近いものにすることで、ホテルのような上質でシックな家にリノベーションをすることも可能です。たとえば、物件購入の費用が抑えられた場合、今ご紹介した事例のように、こだわり抜いた素材を使ってリノベーションをすることもできます。

【費用別】おすすめのリノベーション会社6選!

300万円代~500万円台のリノベーション

Qvouリノベ

Qvouリノベは物件の売買からリノベーションまで一括で行っている会社です。「高級マンションの住み心地を2割安の価格」でをコンセプトに、頭金0円で物件購入からリノベーションまでできることをウリにしています。少しでも費用を抑えたいという方におすすめです。

500万~600万円台のリノベーション

株式会社 大京穴吹不動産 首都圏リフォームデザイン営業部

ライオンズマンションでおなじみの大京グループのリノベーション事業部になります。マンションの全国販売供給戸数No,1の大京の実績と施工技術を生かし、安心の価格でお客様のご希望を叶える提案頂けます。2020年度マンションリフォーム部門オリコン顧客満足度No.1。

600万円~800万円台のリノベーション

ファミリー工房

ファミリー工房は、リフォームからリノベーションまで幅広く手がける会社です。リフォーム雑誌などにも盛んに登場するので、知名度も高めです。施工実績が豊富なので、スケルトンリフォームやオリジナル建具の造作なども安心して任せることができます。また、アフターケアにも力を入れているので、リノベーションした結果、不具合が起こった場合も安心です。

800万円~1,000万円台のリノベーション

新築そっくりさん

新築そっくりさんは、スケルトンリフォームを得意とする全国に支店がある業者です。CMも盛んに放送しているので、知名度も高いです。一戸建てとマンション、どちらも実績豊富で、予算に合わせた提案をしてくれます。また、予算の追加がないプランなども用意されているので、「どうしてもこの費用内でリノベーションをしたい」という人にもおすすめです。

1,000万円以上のリノベーション

リノベる。

リノベる。は、不動産会社・リノベーション会社の両方を仲介してくれる業者です。物件購入とリノベーションが一体化したローンも提供しています。ぼんやりとした理想を具体的な形にしている「sugata」というサイトも運営しており、予算内でどこまでリノベーションができるか、分かりやすく提示してくれます。

Stylekoubou

部屋だけのリフォームから家全体の大規模リフォームまで幅広く手がけている業者です。自由設計を得意としており、「自分の理想を形にしたい」「多少費用がかかってもいいので、こだわりの家を作りたい」といった希望に応えてくれます。また、オンライン打ち合わせやセミナーも開催しているので、家にいながら相談ができます。

マンションのリノベーションのご相談はMEGUReEめぐりえ(惠桜不動産)へ

恵桜不動産は、2016年創業以来、良質な中古住宅の提案を続けている会社です。中古住宅を販売する際、リフォームやリノベーションを希望されるお客様はたくさんおりますが、その内容はさまざまです。恵桜不動産は、お客様の希望に少しでも応えられるように努力を重ねて参りました。リノベーション物件は、購入からリノベーションまで一括でお申し込みが可能です。まずはご相談をお待ちしています。お客様のご希望に添った物件とリノベーション案を提案いたしますので、ご検討ください。

まとめ

今回は、具体的な事例を紹介しながらリノベーションにかかる費用を解説しました。リノベーションの費用を決めるポイントはたくさんあります。広い家でもリノベーションをする範囲を工夫することで、費用を抑えることは可能です。一方、理想を叶えようとこだわるほど費用はかさみがちです。ですから、まずはどのくらい予算がかけられるかを明確にして、その中でリノベーションの優先順位を決めるといいでしょう。